今では珍しくなくなったkindle
でも、実際に使ったことがない人は意外と多くいると思います。
しかし、少し前まではkindleで本を読むのは邪道と言う空気感がありましたが、今では本好きな人からも賛同を得てメジャーなブックリーダーになりました。
この記事では本が好きで、次に読む本が3冊ほどストックがないと禁断症状が現れる筆者が数年前から愛用しているkindleの魅力とメリット・デメリットをお伝えします。
この記事でわかること
・本が好きだけど収納に困っている
・kindleに興味があるけど使ったことがない
・そもそもkindleって何?
- kindleって何?
- kindleは本好きに嬉しいE-inkを採用
- kindleが本好きに選ばれる理由は目に優しいから
- kindleのおすすめ端末はいくらで買える?徹底比較
- kindleには広告つきと広告なしのモデルがある
- 本好きにおすすめするkindle端末は?
- kindleのメリット・デメリット
- 本好きな人へのおすすめはkindle Paperwhite
- さいごに
kindleって何?
みなさんkindleと言う言葉は聞いたことがあると思うんですが、実際に利用されたことはありますか?
kindleはAmazonが製造・販売している電子書籍リーダー。
電子書籍を読むための端末であったり、端末でなくてもダウンロードして使えるアプリなども総称してkindleと呼んでいます。
そして、このAmazonが提供しているkindle電子書籍リーダー最大の魅力はE-inkを使っていること。
kindleは本好きに嬉しいE-inkを採用
kindleで使われているのはE-ink(イーインク)と言う技術なんです。
ではE-inkって何だ?ってなりますけど、つまりは電子ペーパーのこと。
半球を白、別の半球を黒に塗り分けた微小な球をディスプレイに多数埋め込んだものである。球の一部は静電気を帯びており、電界によって球を回転させることで白地に黒い文字を浮かび上がらせられ、数千回の書き換えにも耐えた。
引用元:Wikipediaより
このE-inkは実際の本と違和感ないほどに表示され、また目にも優しく消費電力が少ないことからkindleでも使われているんですね。
kindleが本好きに選ばれる理由は目に優しいから
最近、スマホで問題になっているのがブルーライト。
ブルーライトカットメガネがあるぐらいですし、睡眠前にスマホを見ると良質な睡眠からは遠くなってしまうと言われています。
kindleはスマホアプリもありますが、上記にも書いたようにスマホはブルーライトの影響が強いことから、なるべくならばブルーライトの影響が限りなくゼロに近いkindleデバイスを使って読書する方が目には優しんです。
それこそがE-inkを使っているkindle最大のメリットであり魅力なんですね。
kindleのおすすめ端末はいくらで買える?徹底比較
そんなAmazonが販売しているkindleですが、キッズモデルを含むと6つの種類に分けることができます。※今回キッズモデルは割愛させてもらいます。
それぞれに素晴らしい特徴と魅力があるんですが、大きく分けると
- エントリーモデルのkindle
- スタンダードなkindle Paperwhite
- kindle Paperwhiteの上位機種 シグニチャーエディション
- 最高レベルのkindle Oasis
- 手書き入力機能搭載のkindle Scribe
どれも性能に関しては申し分ないのですが、少しずつ特徴が違うので自分の使い方に合ったkindleを選んでみましょう。
エントリーモデルのkindle
こちらは最も低価格でkindle初心者の方にお勧めなモデル。
少し前までは8ギガのストレージで販売されていましたが、現在販売されているkindleは16ギガとなりました。
kindleは動画を保存するのとは違い文字が主体となるのでストレージが16ギガになったことが劇的な変化ではないと正直思っていますが、ストレージが増えることは正義なので嬉しいですよね。
以前のモデルは漫画をたくさん保存したい人にとっては厳しいモデルでしたが、今回のNEW kindleが発売されたことで、漫画をたくさん保存したい人にとっても嬉しい内容になりました。
ただし、以前のエントリーモデルと違ってストレージが増えたことでエントリーモデルではありますが、以前のモデルより価格が上がったことが少し気になるところです。
充電ケーブルも以前はmicro USBでしたが、NEW kindleではUSB-Cに代わっています。
スタンダードなkindle Paperwhite
kindle Paperwhiteはいわゆるkindleシリーズの中では最もスタンダードなモデル。
エントリーモデルのkindleのストレージが16ギガになったことから、kindle Paperwhiteでは8ギガ/16ギガの2種類から選ぶことができるようになりました。
画面はkindleより大きく、解像度に関してはkindleがkindle Paperwhiteに追いついた形になりますが、やはり画面が大きいので文字の見え方は明らかに違います。
また、エントリーモデルであるkindleと違うところは防水機能(IPX8)が付いているところ。kindleは多少価格が上がったものの、防水機能が無いので水場での使用は厳しいですが、反面kindle Paperwhiteは問題ありません。
プールやお風呂でも使える優れものですが、この防水機能は決してkindleを水中で使う前提になっているわけではなく、うっかり水に落としても安心なレベルということを理解しておく必要があります。
また、充電ケーブルがUSB-Cになっているのも嬉しいところ。
kindle Paperwhiteの上位機種 シグニチャーエディション
このシグニチャーエディションの最も大きな特徴はストレージが32ギガと言うことと、ワイヤレス充電対応*1、明るさ自動調節機能があると言うことです。
それ以外はkindle Paperwhiteと機能面では同じですが、ストレージが32ギガと言うことなので、たくさん書籍を保存したい人、特に漫画をメインにしたい人にとってはシグニチャーエディションを候補にすることをお勧めします。
充電ケーブルはkindle Paperwhiteと同様にUSB-Cです。
最高レベルのkindle Oasis
kindleの中で最高レベルの製品がkindle Oasis
デバイスのサイズ自体は縦に短くなって横に広くなった感じで、ディスプレイサイズは7インチとkindle Paperwhiteより大きくなっています。
ストレージは8ギガ/32ギガが選べますが、その差には当然金額の差があります。
また、kindle Oasis以外は全てWi-Fi接続ですが、このkindle OasisだけWi-FiモデルかWi-Fi+無料4Gが選べます。
多くの人は自宅で書籍をダウンロードすると思いますが、自宅以外でもダウンロードしたい人は必然的にWi-Fi+4Gモデルに。しかしデバイスの値段も跳ね上がることから一般的な使い方であれば普通にWi-Fiモデルで大丈夫だと思います。
ちなみにWi-Fi+4Gモデルの4G接続で発生する通信料はなんと無料!
フロントライトはkindleシリーズの中でも一番多いLED25個を使用しているので、とても見やすく目の疲れも少ないです。
他は、人間工学的なデザインであったり、自動画面回転機能・ページ送りボタンなど他のkindleには無い機能が詰まっています。
充電ケーブルは最上位機種でありながらもmicro USBなのが少し残念なところです。
手書き入力機能搭載のkindle Scribe
今までのkindleシリーズには無かったkindleに直接書き込める機能が搭載!
付属しているスタンダードペンを使うことで今までになかったkindleの使い方を実現させてくれます。ただ、全てのkindle書籍に対応しているわけでは無いので、そこは注意が必要です*2。
また、手書き入力機能はkindleで読んでいる著書にスタンダードペン*3を使って書き込むだけでなく、ノートやメモ帳などとしても使うことができます。
もちろん、kindleアプリと同期できるのでkindle Scribeに入力した内容はスマートフォンで確認することもできます。
ストレージは16ギガ/32ギガ/64ギガとありディスプレイサイズはkindleシリーズ最大の10.2インチ!
しかし、残念なポイントとしてはエントリーモデルのkindleと同じく防水機能が無いこと。最上位モデルなので防水機能は欲しかったところです。
充電ケーブルはUSB-Cなので、これは嬉しいですね。
kindleには広告つきと広告なしのモデルがある
kindleには広告つきと広告なしの2つのモデルがあります。
広告つきではkindleがスリープ状態の時のスクリーンセーバーが広告になっています。また、ホーム画面の下に広告が出ますが、もちろん読書画面には広告は出てきません。
kindleのカラーはブラックが基調なんですが自身の経験上、手に持っていると手汗が付いて意外と汚れが目立つんですね。
こちらはkindle Paperwhiteとkindle Paperwhiteシグニチャーエディション用です⤵
こちらはkindle Paperwhite用です⤵
自動スリープ/スリープ解除付きのカバーを使用すると汚れは気にならないのですが、カバーを開く度に広告が出るのは地味に面倒臭い。
広告つきと広告なしでの値段の差は、わずか2,000円(2,000円でも高価ですが…)長く使っていくことを考えると断然”広告なし”モデルの購入をお勧めします。
本好きにおすすめするkindle端末は?
使い方にもよるので絶対にこれだ!と言うのはありませんが、簡単に説明すると
とにかくどんな物なんだ?と思われる方は
使い勝手の良さと長く使ってみようと思われる方は
ストレージもたっぷりあって、ワイヤレス充電が使ってみたい方は
kindle Paperwhite シグニチャーエディション
最上位モデルでWi-Fi+4Gモデルが使ってみたい人は
最新の手書き機能が使いたい方は
kindleのメリット・デメリット
kindleにはメリットが多いですが、もちろんデメリットもあります。
メリット
実際の本では収納が難しいほどの量を一つのkindleデバイスで見ることができる。また、ストレージが一杯になっても手持ちのデバイスから本を削除すればOK。
削除した本は何度でもダウンロード*4(一度購入したら再ダウンロードは無料)ができるので、読みたい本だけを手持ちのkindleにダウンロードしておけばいつでも読むことができます。
kindleの最大の魅力は読み終わった本は削除してデータを軽くし、また読みたくなったら再びダウンロードできるところかもしれません。
言ってみればAmazonのクラウドに巨大な自分専用の本棚があるようなもの。
本は中古にならない限り基本的に値引きはありませんんが、kindleであればAmazonのポイントが付くことがあるのでAmazonを普段から利用している人にはお得かもしれませんね。
また、kindleには無料の書籍があったり時々ですがkindle本でも値段が安くなっていることがあるので、その際に興味ある作家さんの本を買ってみるのも電子書籍の魅力の一つかもしれません。
しかも、一度満充電すると使い方にもよりますが数週間持ちます。
ちなみに、Amazonが公式で言っている利用可能なバッテリー時間は…
- kindle:最大数週間
- kindle Paperwhite(シグニチャーエディション):最大10週間
- kindle Oasis:最大6週間
- kindle Scribe:最大12週間
これだけバッテリーが持てば実際に困ることは無いので問題にはならないと思います。
デメリット
当然ながらkindle端末を購入するためのお金が発生してしまいます。
本を購入するだけであれば本代しか発生しませんが、kindle端末を購入するとなるとデバイス代がかかります。
また、実際の本と違い読みたい場所をすぐに開くことができないことと、Wi-Fi環境が必要*5なことです。
このWi-Fi環境が必要ということが、大きなネックになるかもしれません。
本好きな人へのおすすめはkindle Paperwhite
ここまでkindleの魅力をお伝えしましたがいかがでしょうか?
初期投資としてkindleデバイスを購入しなければなりませんが、本好きの方であれば一度体験してみることをお勧めします。
ちなみに僕はkindle Paperwhiteの第7世代を未だに現役で使っていますが、全く不自由は感じていませんし、当時のkindle Paperwhiteは4ギガなので今の8ギガの半分ですがストレージが足らないと思ったことはありません。
迷ったらkindle Paperwhiteで検討してみてはどうでしょう
kindle Paperwhiteのデメリット
もちろん、おすすめで紹介したkindle Paperwhiteにもデメリットはあります。
これはkindle全般に言えることですが、あくまでkindle Paperwhiteを読書(文章を読む)として使うのであればデメリットを感じることはありません。
しかし、kindle Paperwhiteを漫画を読むためのデバイスとして考えている方はkindleシリーズはページをめくるレスポンスが遅いことから、展開の早い漫画では遅く感じてしまうと思います。
さらには、kindle端末ではカラー作品を読むことができません。
kindleデバイスで表示できるのは全て白黒なので、カラーで作られた作品を読みたいのであればiPadのようなタブレットを購入してkindleアプリをダウンロードするしかありません。
つまり、kindleシリーズは読書特化型なんです。
さいごに
kindleの魅力やメリット・デメリットを書きましたが本好きの方であればメリットの方が大きいのではないでしょうか。
例えば、僕の使い方だと大好きな作家さんが書いている作品は実際に現物を購入していますが、興味あるけど買うのを悩んでいる作家さんの作品がAmazonのキャンペーンで安くなっている時にkindleで買って様子をみるということをしています。
Amazonは年に数回、大規模なキャンペーンをしているのでAmazonデバイスを購入する時は、このキャンペーンを逃すわけにはいきません!
また、kindleだけでなくAmazonデバイスを購入する時に購入画面で「これって何?」という画面に遭遇したことありませんか?
Amazonデバイスを購入する時に必ず一度は悩むこの表記…
別記事で具体的な意味やどうすれば良いのか解説していますので、興味があれば参考にしてみてください。
【参考記事】
fire tv stick購入時デバイスをAmazonアカウントにリンクするとは? - ちゃちゃの備忘録的なブログ
まだ興味あるけどkindleデバイスを活用したことがない人がいれば、この際に検討してみてはいかがでしょうか?