ブログを運営している人にとって重要なことって何でしょう?
自分の経験や知識をアウトプットすることで誰かのためになる。Googleで調べると解決に近づける情報を提供する。
他にも色んな目的でブログをしている人がいると思いますが、行きつく先はGoogleにインデックスしてもらうことだと思います。
Googleにインデックスしてもらえないと、いくら有益な情報を提供しても誰の目にも止まることはありません。
サーチコンソールに登録したサイトマップによって更新した記事があることをGoogleに伝えることになりますが、このサイトマップが機能しているのか最近疑問に思うことがあったので色々と対策を実行してみました。
結論を先に言いますと…
今まで見向きもしなかったGoogleの気持ちが変わったのか、インデックスされずに長い間放置されていた記事がインデックスされるようになりました!*1
この記事を読んでもらえれば何故そうするに至ったのか?
そして施策後に起こったことも書いているので最後まで読んでもらえると、僕がこの方法に行きついた理由が分かってもらえると思います。
こんな人に読んでもらいたい!
・Googleにインデックスされにくいと感じる人
・Googleサーチコンソールのサイトマップを一度削除したい人
- Googleサーチコンソール
- サイトマップ(XML Sitemaps)
- インデックスされない(クロールされない)問題
- サイトマップは仕事をしているのか?
- サイトマップを削除する方法
- サイトマップ削除後(再登録)の変化
- Googleアドセンスの合否に影響があるかもしれない
- さいごに
Googleサーチコンソール
ブログをやっている人は既にご承知だと思いますが、ザックリ言うとGoogleが提供しているインターネットでの分析ツールになります。
サーチコンソールでは様々なことができるのですが、その一つとして例えば検索者がどういった検索ワードで検索しているのかを知ることができます。
我々ブログを書いている人は、その検索ワードを参考にしながら記事をリライトして記事の完成度を高めていくことができるので、大変便利なツールになっています。
サイトマップ(XML Sitemaps)
サーチコンソールの中にあるサイトマップは、Googleに対して自身のブログにある記事やファイルなどの情報を伝える役目をしています。
検索エンジンやその他のクローラで使用される、構造化された書式(XML)で記述されるサイトマップで、サイト内のページ、それらの相対的な重要性、およびページが更新される頻度を一覧表示している。
引用元:Wikipediaより
もともと、サイトマップを使用しなくても時間がかかりますが公開した記事はよほどマズい記事でない限りはGoogleにインデックスされると言われています。
しかし、このサイトマップを使用することで更新した記事の内容を少しでも早くGoogleに伝え、インデックスしてもらうことができるんです*2。
なので、サイトマップの送信はGoogleにインデックスしてもらいたい人にとって、もはや必須なこととなっているのが現状です。
インデックスされない(クロールされない)問題
人によって時間軸は違うのですが、よく聞かれているのが昨年2021年の9月前後から公開した記事が全くインデックスされないと言う問題が発生しています。
当然僕もこの謎の問題により影響を受けている一人ですが、そもそもインデックスしてもらうためには自身のブログをクロールしてもらわないといけないんです。
【関連記事】
▼度重なる除外からクロールしてもらえるまでにしたこと⤵
【Googleサーチコンソール】カバレッジ除外からクロールされるまでにした5つのこと - ちゃちゃの備忘録的なブログ
公開した記事をクロールしてもらい、その結果Googleにインデックスしてもらうのが基本形なのですが、このクロールが自身のブログに回ってこないということが増えています。
昔からブログをしている人や、大手サイトには影響が出ていないと言われているので、恐らく僕のようなここ、1~2年ぐらいの経験値しかないブロガーに影響が出ていると考えられています。
サイトマップは仕事をしているのか?
そこで気になったこととして、
”サイトマップは仕事をしているのか?”
もしかしたら、このサイトマップがちゃんと仕事をしていないから公開した記事やリライトした記事がGoogle側に伝わっていないのではないかと?
確かに、サイトマップの”最終読み込み日時*3”も全く変化ない時もあるし、急に更新されることもあります。
サイトマップを削除する方法
以前サイトマップを大幅に変更した時に削除したことがありましたが、それ以外は特にいじったことはありません。
サイトマップへの疑心もあることから、登録したサイトマップを一旦削除して同じサイトマップですが改めて再登録することにしました。
よく電化製品がおかしくなったら、一度電源を落として時間を空けてから電源を入れてみるって言うのに似ている発想です。
ステップ1
Googleサーチコンソールを開き、左側にある「サイトマップ」をクリック。
今回は、例としてsitemap_index.xmlというサイトマップを削除してみるので、矢印にあるサイトマップをクリック。
※図は5月12日にスクショしたものです。
ちなみに、上記サーチコンソールの図に表示されているsitemap_index.xmlは偶然更新日が近いですが、最近まで全く見当違いな最終更新日でした。
また、rssとfeedの送信日が最近なのは削除する前に何か変化があるかもしれない!と希望を持って再送信してみたからであって結局、何も変化がなかったことから3つのサイトマップを削除することに。
ステップ2
右上にある「…」をクリック。
ステップ3
すると「サイトマップの削除」と出るのでクリックすると削除になります。
同じ要領で残りのサイトマップも削除し、その後時間を空けてから再び同じサイトマップを再登録しました。
サイトマップ削除後(再登録)の変化
図にもあるように2022年5月12日(木)にサイトマップを全削除し、その後に同じサイトマップを再登録して様子をみていました。
5月16日(月)何気にGoogleの検索で「site:」を使って自身のブログ記事がどれだけインデックスされてるかな?と見てみたところ…
何と!去年の7月に公開したけど『クロール済みーインデックス未登録』になってしまっていた記事が表示されたんです!
これがサイトマップ全削除(再登録)と因果関係があるのは不明ですが、インデックスされていたのは事実です。
疑問も浮かぶ
記事が一つインデックスされたのは嬉しいのですが、この記事(クロール済みーインデックス未登録)実は…
”リライトしていないんです”
確か、クロール済みーインデックス未登録の記事はリライトしないと相当厳しい状況に置かれている記事のはず。
記事を公開した直後のクロール済みーインデックス未登録はインデックスされる前に表示されることがあると聞いたことがあるので、それは心配しなくていいようですが、半年以上も前のクロール済みーインデックス未登録は本来はリライトしないとインデックスされるには厳しい記事です。
なので、全くリライトしていない半年以上前の記事が急にインデックスされることってあるんでしょうか?
ちなみに「site:」で記事を検索した時に記事のキャッシュを見てみると、2022年5月13日に取得されたことになっています。
つまり、サイトマップを再登録した翌日にインデックスされたことになるんです。
Googleアドセンスの合否に影響があるかもしれない
Googleアドセンスを申請しても合格しないことはよくあることです。
そんな僕もブログを始めた当初に3回申請してようやく合格をもらいましたが、合格するまでに不合格となった理由が
”サイトの停止または利用不可”
もしかしたら、サイトマップが正常に送信されていなかったことからアドセンスの申請コードがアドセンス側に発見してもらえず、それが理由でサイトの停止または利用不可となっていた可能性も今となれば考えられます。
さいごに
今回は、サーチコンソールに登録しているサイトマップを削除したらどうなるのか検証するためにサイトマップを削除して再登録してみました。
今回は、偶然だったのかそれともサイトマップを削除し再登録したことでGoogleにインデックスされたのか分かりませんが、半年以上前の記事がインデックスされました。
ただ、この方法はGoogleと相性が悪いと噂されて言る”はてなブログ”に関してだけの結果なのかもしれません*4。
もしかしたら、この方法がインデックスされない問題を打開する手段になるのかもしれませんが、根本的な解決ではない気もしているのでGoogleからの正式な打開策の見解を聞きたいものです。
なお、このサイトマップ削除&再登録は筆者が個人的な見解で行った実験にも近いことなので、同じことを実施してみようと思われる方は自己責任でよろしくお願いします。
~追記~
5月21日(土)改めて実験的にサイトマップの削除と再登録を実施してみました。
翌週の5月25日(水)にサーチコンソールで確認したところ、去年の2月と4月に公開したけれども『クロール済みーインデックス未登録』だった2記事がインデックスされていました!!
しかも、前回と同様にこの2記事に関してはリライトしていません。
リライトしていない記事が1年の時を超えてインデックスされた理由は分からないので何とも言えませんが、インデックスされなかった記事がインデックスされたと言う事実だけを考えると、やはり…
”サイトマップが仕事していなかった説”
これが実証されたような気がしています。
今後も定期的にサイトマップの削除と再登録を繰り返して、更なる動きがあれば報告していきたいと思います。