せっかく書いた記事がGoogleにインデックスされない!!
実はこう言ったことって割と多く、僕もブログ始めた当初は”偶然”インデックスされた記事以外は全くGoogleにインデックスされませんでした。
多くのブロガーは少しでも早くGoogleにインデックスしてもらいたいですよね?
そのために使うのが今回解説する『URL検査』なんです。
こんな人に読んでもらいたい!
・なかなかGoogleにインデックスされない
・URL検査って何?
- Googleにインデックスされるとは
- URL検査はGoogleサーチコンソールの機能の一つ
- サーチコンソールのURL検査でインデックスを促そう!
- サーチコンソールのURL検査でGoogleにインデックスさせる方法
- サーチコンソールのURL検査には上限がある
- さいごに
Googleにインデックスされるとは
公開した記事がGoogle検索で表示できるようになった状態のことを言います。
みなさんGoogleで検索する時に「旅行 格安 ホテル」みたいな感じで検索すると思いますが、こう言ったキーワードを入力して表示された記事が、Googleにインデックスされている状態と言うことになります。
逆に言うと、時間をかけて文章量も多く検索者が記事を読めば悩みを解決できる内容の記事であっても、GoogleにインデックスされていなければGoogleで検索しても表示されないんです。
Googleにインデックスされる仕組み
記事を公開する
⇩
クローラーが記事を探す ←※今回の記事はこの部分のことです
⇩
Googleが認めればインデックスされる
⇩
記事に表示される順位(ページ)が決められる*1
⇩
Google検索すると表示される
分かりやすく言うと、記事を書くとクローラーと呼ばれる記事をチェックするプログラムがやって来てGoogleにインデックス(登録)してもいいか判断するんです。
つまり、クローラーが記事を確認しに来てくれないと話にならないんですね。
クローラー不足?で大打撃!
しかし、クローラーには正確な数は分かりませんが限りがあるとGoogleの中の人が言っており、実際に昨年2021年10月前後には記事がクロールされず全くインデックスされない!とツイッターなどSNSで大騒ぎになったことがありました*2。
僕もこの騒ぎに巻き込まれ、半年間ほど全くインデックスされない*3と言う悲劇に見舞われ、ブログへのモチベーションがダダ下がった記憶があります。
公開した記事も時間をかければインデックスされる可能性はある
実は記事を公開すると、何もしなくても時間が経過すれば記事の内容が認められればGoogleにインデックスされるんです。
ただ、それこそ何もしなければ相当時間がかかってしまいます!
正確な時間は分かりませんが、最近の僕の例で言うと今回解説する『URL検査』をしていない記事は肌感覚で言うと長い記事で半年、早くても数週間ぐらい時間がかかる気がしています*4。
そこで今回は先ほどから少し出ているワードである
”URL検査”
この使い方の解説をしていきます。
URL検査はGoogleサーチコンソールの機能の一つ
先ほども言ったように記事を公開しても、何もしなければGoogleにインデックスされるのは非常に時間がかかりますし、しかもインデックスされなかった場合に何が原因でインデックスされないのか分かりません。
そこで使うツールがURL検査。
URL検査はGoogleサーチコンソール内にある機能の一つです。
サーチコンソールのURL検査でインデックスを促そう!
URL検査の機能を使うことで「記事を公開したから早くクロールしてください」と促すことができるんです。
URL検査はクロールを促すことはできますが、実際すぐにクロールされる確約はありませんし、当然ながら必ずインデックスされる訳でもありません。
事実、僕のブログでも未だにURL検査をしても何故かインデックスしてもらえない特定の記事がいくつかあります。
ただ、このURL検査をするかしないかでインデックスされる速さが天と地ほどの違いがあるので、記事を公開したら必ずやることを忘れずに。
また、この機能は新記事だけでなく記事をリライトした時にも使える方法なので、リライトした際にも同じようにURL検査を行いましょう!
【参考記事】
ブログのリライトを簡単に行うやり方。サーチコンソールでアクセスを倍増させよう! - ちゃちゃの備忘録的なブログ
サーチコンソールのURL検査でGoogleにインデックスさせる方法
URL検査はGoogleにインデックスしてもらうためには最早、必須なことと言っても過言ではありません。
非常に簡単なので、是非みなさんもやってみてください。
ステップ1 URL検査をクリック
Googleサーチコンソールを開いたら、左側にある「URL検査」をクリック。
ステップ2 インデックスしたい記事のURLをコピペ
矢印で示しいている赤枠内に公開した記事のURLをコピペします。
初めての記事をコピペする時はこの画面のように過去にURL検査をした履歴は表示されませんが、僕の場合は何度もURL検査を使っているので履歴が残っています。
ステップ3 情報が取得される
URLをコピペすると下記のような画面になり、Googleが今回の記事がインデックスされているかどうか確認してくれます。
ステップ4 記事の現在の状況が表示される⇨公開URLをクリック
すると画面のように「URLがGoogleに登録されていません」と表示されますが、これは記事を公開したばかりなので気にする必要はありません。
そこで、右上にある「公開URLをテスト」をクリック。
ステップ5 Googleに判断される
公開URLをテストすると、Googleにインデックスしても良い記事なのか判断され始めます。
ステップ6 インデックス登録可能ならばリクエストする
このような画面がでれば記事(URL)がGoogleに登録できると判断されたことになるので赤枠で囲っている「インデックス登録をリクエスト」をクリック。
ステップ7 リクエストを送信
「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると下記の画面になり、リクエストの送信中になります。
ステップ8 インデックス登録のリクエスト完了
リクエストの送信後、下記画面になり「インデックス登録をリクエスト済み」と表示されれば完了です。
つまり、このURL検査と言う一連の作業は記事をインデックスするかどうか判断するため、クローラーに優先的にチェックしに来て!と言うような意味合いになります。
ちなみに、何度も同じURLで繰り返しURL検査を行っても効果は変わりません。
サーチコンソールのURL検査には上限がある
クロールしてもらうために行う「URL検査」は、1日にできる回数の上限が決まっているという話しですが具体的な回数は示されていません。
所有する各プロパティに対する検査のリクエスト数には1日あたりの上限が設定されています。
Search Consoleヘルプより
URL Inspection Tool - Search Console Help
僕の経験では10回~15回ほどしたらその日の上限に達したらしく、次の日までURL検査はできなくなってしまいました。
記事がインデックスされていないと、沢山の記事をURL検査したくなる気持ちは分かりますが、記事に優先度をつけて計画的に行うことをお勧めします。
さいごに
今回は記事を公開したら是非やってもらいたいGoogleサーチコンソールのURL検査を解説していきました。
知っている人は当たり前のこととしてやっていると思いますが、知らなかった人は記事を書いたらURL検査をすることをセットで覚えておくといいかもしれませんね。