シャワーは日常的に使用する水道水の中でも、大量の水を消費してしまうため節約が不可欠です。
水道代の節約だけでなく結果的にシャワーを使うことで皮膚や頭皮にも効果があれば最高なシャワーライフがおくれますよね。そこで今回は、そんな水道代を節約するためのアイデアや、おすすめの節水シャワーヘッドを紹介していきます。
今回の記事は、あくまでもシャワーでの節約に注目していますが、精神的にも肉体的にもリラックスするにはしっかりと湯船に浸かることをおすすめします。
※この記事では水道代に着目しているのでガス代は計算に入れていません。
こんな人に読んでもらいたい!
・水道代を抑えたい人
・水道代を抑えるためのシャワーヘッドが知りたい
・快適なシャワーライフを過ごしたい
- シャワーで水道代を節約するための基本知識
- シャワーとお風呂、どっちが水道代を節約できるのか
- シャワーを10分すると水道代はいくら
- シャワーを30分すると水道水はいくら
- シャワー時間を短くするためのアイデア
- シャワー時間を短くするヒントとコツ
- 節水だけじゃない!シャワーで快適なバスタイムを楽しむ方法
- シャワーを使う上での注意点
- シャワーヘッドの簡単な掃除方法
- シャワーヘッドを交換するだけで節約効果も!
- さいごに
シャワーで水道代を節約するための基本知識
シャワーをメインで使っている人と、湯船に浸かる人で根本的に違いますが、シャワーと湯船に浸かるのではどれくらいの違いがあるのでしょうか。
以前は、シャワーを浴びるなら断然湯船に入った方がお得と言う意見が多かったですが、結局それはどれだけの人数が入浴するのか?で大きく変わってしまいます。
単純にシャワーの水道代を節約するのであれば、シャワーは止めて家族全員が一度に入浴すれば一番効果的です。
では、単純比較になりますがシャワーと湯船ではどれくらいの”差”があるのでしょう。
シャワーとお風呂、どっちが水道代を節約できるのか
家族構成などが影響するので、これが正解と言うのはありませんが一般的には2つのパターンに分けることができます。
- 家族が多い場合
-
一人もしくは二人の場合
それでは説明していきますね。
家族が多い場合
浴槽の大きさに違いがありますが、平気的な浴槽の大きさは200リットルの水を使用すると言われています。
1リットル=約0.2円で計算すると0.2×200リットル=およそ40円ほどになります。何度かお湯を追加するとして、だいたい100リットル足したとしたら合計で60円ほど。
さらに、ここで大人や子供がシャワーを使うと当然ですが水道料金はプラスされます。
一人もしくは二人の場合
一般的にシャワーを1分間出し続けると10リットルの水を使うと言われているので、1分間シャワーを使うと0.2×10リットルで2円。
仮に一人で200リットルの水を使用して入浴すると一人だけで最低でも40円。さらにシャワーを使うと40円+シャワーの金額=水道代になります。
また、浴槽に水を溜めずシャワーだけで考えると1分が約2円なので2円×シャワー時間と言う計算になります。
家族構成や浴槽に水を溜めるかの違いはありますが、純粋に水道代だけで考えると上記のようなデータが算出されることが分かると思います。
シャワーを10分すると水道代はいくら
では、シャワーを10分間利用した場合はどうでしょう。
大人がシャワーを10分間使用すると平均120リットルの水を使用すると言われているので、1リットル=約0.2円で計算すると金額は約24円。
平気的な大人がシャワーを10分間使用すると約24円なので、単純計算にはなりますが200リットルの水(40円)を使って湯船に入るよりもシャワーを10分(24円)で終わらせる方が節約になります。
シャワーを30分すると水道水はいくら
上記でシャワー10分利用すると約24円かかることが分ったので、30分では24円×3=約72円になります。
そうなると200リットルの水(40円)を使って湯船に入り、シャワーを10分以内(24円)にしてしまえば、湯船にも浸かれてシャワーも使えることになります。
結局、どのような使い方が節約になるのかは、家族構成やシャワーがメインなのか湯船がメインなのかで大きく変わります。
シャワー時間を短くするためのアイデア
では、単純にシャワーを短時間で使用するためにはどうすれば良いのでしょうか?
シャワー時間を計測して無駄を省く方法
ここまで厳密にすると何だかなぁ、って言う気持になるかもしれませんが効果的なのは時間を制限して使用することです。
先ほど、大人が10分間シャワーを使うと約120リットルの水を使用すると書きましたが、単純に10分以内に抑えることで使い過ぎを抑制することができますよね。
シャワー時間を短くするヒントとコツ
シャワーを使う人がどのような使い方をしているのか分かりませんが、節水と言う意味であればいくつか現実的な方法があります。
- 洗髪、洗身中は止水する。
- 頭、体、顔をまとめて流す。
それぞれ説明していきますね。
洗髪、洗身中は止水する。
夏場だけでなく冬場もシャワーのみの人は厳しいかもしれませんが、洗髪や洗身中はシャワーを止めることです。
ただ、冬場にシャワーを止めるのは厳しいと思うので難しいかもしれませんが、季節が良くなってくれば細かくシャワーを止めることが最も効果的です。
頭、体、顔をまとめて流す。
その度にシャワーを使うのではなく、体を洗って髪を洗い最後に顔を洗う。順番は人それぞれですが、要するにまとめてシャワーを使って泡を流す方法です。
学生時代は何気によくやっていましたが、今思うと無意識に節水していたのかもしれません。
節水だけじゃない!シャワーで快適なバスタイムを楽しむ方法
節水に意識し過ぎてリラックスタイムであるバスタイムがストレスになってしまっては本末転倒です。
そこで、ここでは快適なお風呂の過ごし方を紹介したいと思います。
快適なシャワー時間を過ごすためのアイテム
数あるシャワーグッズの中でも、個人的におすすめするのがコチラの商品。
足の裏専用のフットブラシですが、専用の物は使ったことはありませんでした。泡立ちもよく、浴槽の縁に座って足の裏をマッサージする感じで使っていますが、これが本当に気持ちいい!
初めて使った時はくすぐったくて微妙かもと思いましたが、使っていくうちに慣れてきて今では一日の疲れを取るためには必須のアイテムになっています。
もともと、足裏の汚れを取るつもりで購入しましたが、結果的にマッサージにもなって快適に使えています。
シャワーを使う上での注意点
シャワーを効率よく、そして効果的に使うためにはシャワーヘッドのメンテナンスも必要になってきます。
実際、シャワーヘッドの掃除をしたことがある人って多くないのではと思ってますが、みなさん掃除されていますか?
シャワーの時に無駄な水を使わないために日ごろから注意すること
シャワーって一度備え付けると壊れるまで使い続けることがほとんどだと思います。シャワーヘッドの穴が詰まったり、ホースが破れたり。
少なくとも今まで僕はそうでした。
しかも、シャワーヘッドの掃除なんてやった記憶がないくらい…
節水にもつながることから、シャワーヘッドのメンテナンス(掃除)は必ずやりましょう。
シャワーヘッドのメンテナンス方法とタイミング
長くシャワーを使っていると、シャワーヘッドの小さな穴にカルキとか水垢、また石鹸カスが着いてしまい、いくつかの穴が潰れていることがあります。
水が出る穴が少なくなると当然ですが、体に浴びる範囲が狭くなります。
夏だと大したことないですが、冬だとより温まるためにシャワー時間が長くなってしまい、結果的に節約からは程遠いことに。
上記の理由から、シャワーヘッドは定期的に掃除する必要があります。
シャワーヘッドの簡単な掃除方法
シャワーヘッドの掃除のタイミングはそもそもシャワーを使う頻度や使い方によって違いがありますが、我が家では3カ月に1回ぐらいの間隔で掃除をしています。
掃除はいたって簡単
- シャワーヘッドをホースから外す
- ぬるま湯(1L)を用意する
- ぬるま湯を入れた大き目の洗面器にクエン酸大さじ一杯入れる
- シャワーヘッドを浸けおきする(2時間くらい)
- シャワーヘッドを歯ブラシや爪楊枝でそうじする
実際やることは簡単ですが、一度も掃除をしたことがない場合は頑固な汚れとしてなかなか簡単に汚れは取れないと思います。
そんな時は、何度か回数を重ねて掃除を継続してみて下さい。
また、どうしても汚れが取れない!古いから新しいシャワーヘッドに交換したいと考えている方には節水に特化したシャワーヘッドの購入をおすすめします!
シャワーヘッドを交換するだけで節約効果も!
我が家でも使っているシャワーヘッドの「ミラブルゼロ」これが控えめに言っても最高なんです。
冬でも夏でもシャワーを使う我が家としては、シャワーの節水は非常にシビアな問題。
特に昨今の物価上昇や燃料費の高騰で色んなことに対して節約しなければと頭を悩ます問題が数多くありますが、そんな水道代の節約に一役買ってくれてるのがミラブルゼロ。
ミラブルゼロはハッキリ言って高価なシャワーヘッドですが、大幅な節水だけでなく頭皮や皮膚にも良い影響を与えてくれるので、まさに一石三鳥。
高価なシャワーヘッドですが、先々の水道代の節約にも貢献してくれます。
節水効果があるシャワーヘッドの購入を検討している人は、ミラブルゼロ一択と言っても言い過ぎではないと個人的には思っています。
ミラブルゼロに関しては別に詳しく書いた記事があるので興味のある方は参考にしてみてください。
さいごに
冬から夏に向けて使用機会が増えるシャワーですが、ちょっとした工夫やシャワーヘッドを交換することで大幅に節約することができます。
浴槽に浸かることがメインな方もシャワーを使うことがメインになっている人も、この際に一度使い方を見直してみてはどうでしょうか。