寒い季節には温かく、暑い季節には冷たい物が食べたいですよね。
自宅で食べる食事ならば、ある程度自分の満足いく温かさで食事をすることは可能ですが、それがお弁当になると難しくなります。
特に寒い季節に食べるランチは外食すれば可能ですが、それ以外だとコンビニのお弁当や持参したお弁当をチンすることぐらいではないでしょうか。
しかも、贅沢は言わない範囲で温かい汁物も欲しいと思いませんか?
今回は、そんなランチのお弁当や夜勤で働かれている人に最適なサーモスのスープジャーを紹介していきたいと思います。
この記事でわかること!
・サーモス スープジャーって何?
・スープジャーを使って何ができるの?
・スープジャーの便利な使い方
- サーモス 真空断熱スープジャーとは
- サーモス スープジャーはこんな人におすすめ
- サーモス スープジャーの使い方
- スープジャーに入れてはいけない食材
- サーモス スープジャーに味噌汁はダメ?
- サーモス スープジャー保温力アップのためにすること
- サーモス スープジャーの保温時間は?
- スープジャーを温め直したい時に電子レンジは大丈夫?
- サーモス スープジャーで作る簡単レピシ
- サーモス スープジャーのメリット・デメリット
- スープジャーのお手入れ方法
- サーモス スープジャーの良さを引き立たせるアクセサリー
- さいごに
サーモス 真空断熱スープジャーとは
サーモスから発売されているスープなどの汁物(汁物以外も可)をメインに保温して温かい状態で食べることができるための専用スープジャー。
なぜ保温力が高いのかと言うとステンレス製魔法瓶の構造により、温かいスープを長時間保温することができるんですね。
スープジャーは色んなメーカーから発売されていますが、中でも他の追随を許さないのが今回紹介するサーモスから発売されているスープジャー。
サーモス スープジャーはこんな人におすすめ
使ってはいけない人はもちろんいませんが、昼食時に温かい汁物が食べたかったり、夜勤の仕事がある人は寒い夜に温かい食事を食べることができたら、仕事もより一層頑張れますよね。
ちなみに、我が家では奥さんが仕事の昼食時に温かいスープや具沢山の汁物が食べたくなるシーズン(特に冬)には毎日のように使っています。
ちなみに使っているサイズは400mlのタイプです。
サーモス スープジャーの使い方
使い方は簡単で、言ってしまえばスープ専用のお弁当箱になるので持っていきたい汁物を入れるただそれだけで完成!
お弁当のお供として持っていく汁物は昨夜の夕食で余ったお味噌汁やポトフ、豚汁などスープ系に特化しているものであれば基本的には問題ありません。
しかも、前日の残り物であればコンビニでわざわざお味噌汁やカップスープを買う必要がないので経済的にも嬉しいですよね。
スープジャーに入れてはいけない食材
そんな使い勝手の良いサーモスのスープジャーですが、入れてはいけないものがいくつかあります。
- 生物(加熱していない生肉や卵やお刺身など)
- 炭酸飲料
- 保温のつもりで缶コーヒーを缶ごと入れる
生物(加熱していない生肉や卵お刺身など)
いくらお刺身が好きで会社に持っていきたくても、腐敗して食中毒等になる可能性が心配される食材はNGです。
炭酸飲料
炭酸飲料は中の圧力が高まる危険性があるのでNGです。
炭酸飲料を入れることができる炭酸飲料対応ボトルも発売されていますが、このスープジャーに関しては使用はできません。
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保温のつもりで缶コーヒーを缶ごと入れる
温かさをキープしてくれると言う理由でスープジャーの中に、例えば缶コーヒーを缶ごと入れるのは中身を傷つけ破損の恐れがあるので食物以外をいれることはやめましょう。
サーモス スープジャーに味噌汁はダメ?
スープジャーに味噌汁を入れると危ない⁉と一方で聞かれることがありますが、結論から言うと”注意するポイント”をしっかりと頭に入れておけば大丈夫です。
- 味噌汁は発酵食品ということ
- 雑菌が増える温度にしない
- しっかりと保温する
では、順番に解説していきます。
味噌汁は発酵食品ということ
当然ですが、味噌汁を作る原材料と言える味噌は発酵食品です。
発酵食品は低温度で菌が繁殖する習性があることから、作った味噌汁が熱くない状態でスープジャーに入れてしまうと腐ってしまう原因になってしまいます。
雑菌が増える温度にしない
一般的に雑菌は10度~50度で繁殖しやすいと言われているので、ある程度の熱した味噌汁を入れる必要があります。
味噌汁は沸騰させてはいけないと言われますが、沸騰させるまでいかなくても個人的にはそれに近い温度になるまで熱して使用しています。
しっかりと保温する
何も対策をしない状態のスープジャーに熱々の味噌汁を入れても、いくら保温力があるスープジャーであってもそれだけでは厳しいです。
下記の章で具体的なことを書いているので引き続き読んでもらえれば分かるのですが、要するに味噌汁を入れる前にはスープジャーをしっかりと温めておく必要があります。
これは味噌汁だけでなく、熱いスープ系を入れる時に行う共通のことなので、しっかりと保温しておいてから味噌汁を注ぎましょう。
サーモス スープジャー保温力アップのためにすること
スープジャーの中に入れる食材にもよりますが、基本的には温かい汁物は熱々の状態のものを直ぐに入れる必要があります。なので、スープを入れるのであれば熱々のスープを入れる直前まで熱湯を入れてスープジャーを温めておきます。
そうすることで熱々のスープは保温性を増したスープジャーの中で食べる直前までバッチリと保温を保ってくれるんです。
ここで注意すること!
熱々のスープを入れる場合は直前まで中を温めておくと、より保温性が増しますが例えば汁物以外のオカズ的な物を入れる場合は、逆にしっかりとオカズは冷ましてから入れるようにしてください。
熱いままオカズを入れてしまうと腐敗の原因にもなりますし、通常のお弁当に入れる時もオカズやご飯は冷めてから蓋をしますよね?それと全く同じ理由です。
なので、スープ以外の食材を入れたい場合はスープジャーは使わずに、通常のお弁当箱を使う方が良いと思います。
サーモス スープジャーの保温時間は?
保温力抜群のサーモスのスープジャーでも永遠に保温してくれるわけではありません。
サーモス公式HPを見てみると、保温効力は6時間で56度以上。同じく保冷効力は12度以下で6時間となっています。
ただし、スープジャーをどのような環境下に置いておくかで多少の保温時間は変わってくるので、少しでも温かい物が食べたいのであればしっかりと専用ポーチ等を使って6時間以内に食べることをお勧めします。
スープジャーを温め直したい時に電子レンジは大丈夫?
スープジャーを使っても時間の経過とともに保温力は落ちてしまいます。そんな時に温め直したいからと言って電子レンジは使えません。
メーカーによっては使える商品もあるのかもしれませんが、現時点で僕が知っている商品はありません。
そのためにも、スープを入れる直前まで熱湯を入れて保温力をアップさせ、更には専用ポーチに入れる(タオルでぐるぐる巻きとか)などして保温力を高める必要があります。
あとは、サーモス公式が言っているように6時間以内に食べることですね。
サーモス スープジャーで作る簡単レピシ
スープジャーに入れるスープは基本的には前日の夕食で余った汁物を入れて使っています。
そんな中でも、忙しい朝に簡単に作れて美味しいスープがあるので紹介したいと思います。これはサーモスの公式HPに掲載してあるレシピですが美味しいので是非やってみてください。
きのこと豆腐の和風とろみスープ
いくつか試してみましたが今のところ、この「きのこと豆腐の和風とろみスープ」が一番のお気に入りです。※今回、まいたけは使用していません。
きのこと豆腐の和風とろみスープ | スープジャーレシピ | レシピ | サーモス 魔法びんのパイオニア
作り方は簡単で準備したきのこ・豆腐に調味料をまぜて電子レンジでチン。ザックリ言えばこれで完成です。
- しめじ 30g
- えのきだけ 30g
- 絹ごし豆腐 100g
- おろししょうが 小さじ1/2
- 水 180ml
- 麺つゆ(4倍濃縮) 大さじ1
- 和風だしの素(顆粒) 小さじ1/2
とろみは片栗粉小さじ2に対して水大さじ1。最後のごま油とネギはお好きな量で良いと思います。
まず、耐熱ボールに具材を入れ調味料と水を入れます。
ラップをして電子レンジ600Wで6分加熱します。
ここで忘れてはいけないのがスープジャーに熱湯を入れて温めて(5分以上)おくこと!この時にフタはしません。
加熱した食材にとろみを入れ混ぜたら、再びラップをして1分30秒加熱します。
スープジャーのお湯を捨ててスープを入れたら完成。
最後に、ごま油とネギを入れたらOKです。
完成したら素早く蓋をして保温してください。
サーモス スープジャーのメリット・デメリット
サーモスのスープジャーですが、便利なものであってもやはりメリット・デメリット双方が存在します。
メリット
言うまでもなく抜群の保温力で、温かい汁物をランチや夜勤帯で食事をとる人には最高のお供になると思います。
メインで使うのはやはり冬ですが、冬に限らず使うことができるのも魅力的な部分ですね。
また、温かい汁物と一緒に使いたいのが保冷・保温力ともに抜群で同メーカーから発売されている人気商品「サーモス 真空断熱ケータイマグ」
実際に使って分かった使用感やメリット・デメリットを紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてください。
【参考記事】
サーモス 真空断熱ケータイマグは洗いやすさを追求した最高の水筒だった! - ちゃちゃの備忘録的なブログ
デメリット
いくら保温が抜群とは言え、公式ではできるだけ6時間以内に食べるようにと推奨しています。保温性が高いスープジャーですが、やはり時間の経過とともに保温力は落ちてくるので、それだけ内容物が傷んでしまう原因にもなります。
あと、下記の「スープジャーのお手入れ方法」にも詳しく書きますが、お手入れ方法が少し面倒くさいのが正直なところです。
スープジャーのお手入れ方法
使い終わって洗う時は普通にバラして洗えばよいのですが、個人的には内蓋の外し方と取り付け方に少し手こずりました。
内蓋がなかなか外れない
外蓋に内蓋がハマっているイメージなんですが、若干外しにくい!
画像引用元:サーモス公式サイトより
https://www.thermos.jp/product/detail/product_file/file/jbr.pdf
ゴム製のパッキンが渇きにくく取り付けずらい
あと、内蓋に付いているゴム製のパッキンが構造上乾きにくく、乾いた後も若干取り付けずらいと思うこともあります。
ただ、それ以外のことで言えば特に難しいことはなくお手入れの面で大変なところは個人的には感じません。
サーモス スープジャーの良さを引き立たせるアクセサリー
スープジャー単体でも当然使えますが、専用のスープジャーポーチを使うと持ち運びやすいですし、むき出しで使うより保温性は期待できると思います。
また、専用ポーチに付属できるスプーン・ハシセットもあります。
さいごに
サーモスのスープジャーいかがだったでしょうか?
スープジャーは冬場こそ大活躍しますが、夏場においてもサラダうどんやゼリーなどを持っていくのに大変便利ですし、公式HPにはレシピもたくさんあります。
寒い季節に温かいスープを飲みたい人は一度試してみてはどうでしょう。