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フランスのペットショップで犬や猫が販売禁止に!その理由と日本でのマイクロチップ装着義務化について

※この記事は2021.12.9に公開した記事を2022.6.2に再編集したものです。

 

みなさんはペット飼っていますか?

 

ペットは心を育むうえで重要な役割を果たしていると近年では研究発表があるほどで、ペットを飼っている家庭と飼っていない家庭では、飼っている方の子供は感受性が強いことが分ったそうです。

 

そんなペット事情に関してペット大国であるフランスで、ある法律が可決されました。それはペットショップでの犬・猫の販売禁止です。

 

フランスのペットショップで犬と猫の販売禁止

フランスはペット大国ではありますが、年間10万匹近くのペットが捨てられているそうです。街中には犬を散歩させているシュッとしたお姉さんや、カッコいいお兄さんが沢山見られますが、かなりの確率でその後に捨てられている実態があるようです。

 

そんなことから元からあった動物愛護に関する法改正が可決されて、2024年からペットショップでの犬・猫の販売が禁止されることに決まりました。

 

今後、犬や猫を飼いたい時にはペットショップではなく、

犬や猫を飼うには
  • 保護団体から譲り受ける
  • 個人からの譲渡
  • ブリーダーからの直接購入

上記3つの方法になります。

 

また、販売禁止になった理由の一つに衝動買いを防ぐと言うものも含まれているそうです。

 

確かに子猫や子犬はめちゃくちゃ可愛いので、何気に入ったペットショップで衝動的に購入してしまうことを防ぐことは凄く重要なことだと思います。

 

我が家のペット遍歴

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今はもう亡くなっているのですが、子供のころから19年間飼っていた猫(三毛猫)が過去にいまして、まさに家族の一員として一緒に長い年月を過ごしていました。この猫は知り合いのお宅から子猫が生まれたからどう?と連絡があり、そのうちの1匹をいただくことになった猫でした。

 

実は、その子猫を譲り受ける前にも猫(茶トラ)を飼っていて丁度亡くなってしまった直後での連絡だったんです。

 

その猫(茶トラ)とは交通事故に遭ったであろう直後に我が家の庭に迷い込んできて、血まみれでビックリしたんですがほっとけないことから動物病院に連れて行き、治療をした後にペットとして我が家に向かい入れた猫でした。

 

その猫が亡くなってしまった後、その経緯を知っていた友人宅からの譲渡の連絡だったので、悲しみにくれている僕たち家族は受け入れることにしたんです。

 

その猫(三毛猫)が先にも書きましたが19年もの長い時間を生きてくれて、僕たち家族に沢山の幸せと喜びを与えてくれましたが、最後は老衰で眠るように亡くなりました。

 

コロナの影響でペットブームに

世界的にコロナの影響があって、外出できないことからペットを飼っていなかった人たちが癒しを求めてペットを購入するケースも増えたようです。

 

しかし、小さな子猫や子犬を買い求めても当然時間の経過とともに成長するわけで、手に負えない・大きくなり過ぎた等の考えられない理由で捨てる人が出てきて問題にもなっています。

 

日本のペットショップはどうなる?

日本では平成30年度に保健所が収容した数は9万匹を超えるようです。

 

また、その中の約1万匹が「飼えなくなった」という理由で保健所に引き取りを依頼した数になります。

 

日本でもフランスのように厳しくなるのかは分かりませんが、少なくとも今のように簡単に購入できる仕組みは何とかしなければいけないと個人的には思います。

 

日本で犬猫マイクロチップ装着義務化が始まる

以前からマイクロチップの埋め込みを必須にするとか(これも賛否がありますね)飼う時には届け出を提出する。もしくはどんな理由があっても手放す時には罰金を果たすなど…何かしないといけないという意見がありましたが…

 

2022年6月1日より販売する『犬猫にマイクロチップの装着義務化』が始まることになりました。

 

業者と飼い主で多少の違いがあるんですが、ザックリ言うと

 

業者(ペットショップやブリーダーなど)
  1. 販売する犬猫にマイクロチップ装着義務
  2. 動物の名前・品種・性別・毛色・業者の名前を国のデータベースに登録義務

 

飼い主
  1. 氏名・住所・電話番号の登録 ※既に買っている人は努力義務

 

ポイントは、今既にペットとして飼っている犬や猫に関しては飼い主の努力義務というところです。ただし、6月以降あらたにペットとして飼い始めた犬・猫に関しては原則30日以内に登録をしなくてはいけません。

 

犬猫マイクロチップ装着義務化は何故始まった?

日本は自然災害が多く毎年のように日本各地で起こっています。

 

その際に、家族と離れ離れになってしまった飼い犬や飼い猫のペットが大量に迷子になってしまったことがあります。

 

そこで、このようなことを無くすためにはどうしたら良いのか?と議論が進められていく中で今回のマイクロチップ装着義務化に至った訳です。

 

マイクロチップの装着によって大切な家族とペットが離れ離れにならないことが期待されますし、安易にペットを捨てることを抑止することにも繋がると考えられています。

 

さいごに

今僕はペットを飼っていませんが、猫が好きなことからいつかペットとして我が家に向かい入れたい気持があります。

 

しかし、今後引っ越しの可能性がある我が家では必ず『ペット可』のマンションなりアパートを見つけ出せれるか分かりません。

 

一時期の飼いたい衝動に任せて動物を飼うことは、今後10年以上もの間一緒に過ごせるだけの自信が無い限り飼うべきではありません。

 

”一目ぼれして猫(犬)を買った”

 

などの発言をタレントやユーチューバーから聞くことがありますが、大問題だと思います。そういった影響力のある人こそ自分を律してペットを飼うとはどういうことか?を広く啓発してもらいたいです。

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