秋が急にやってきたようで朝晩が寒いです。
秋は食欲の秋・学問の秋・食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋など”〇〇の秋”と呼ばれる季節ですが、みなさんにとっての〇〇の秋は何でしょうか?
僕は小学校から高校卒業までサッカー一筋だったので、年中がスポーツの秋でした。
今回は、そんなスポーツについて気になることがあるので記事にしたいと思います。
- サッカースタジアムへの乱入
- サッカースタジアムへ子供が乱入した場合
- 子どもへの神対応
- サッカースタジアムへ乱入した子供のその後
- ピッチへ乱入するのは子供でもダメ
- 乱入騒ぎを神対応と美談にするメディアのあり方
- さいごに
サッカースタジアムへの乱入
僕はよく海外サッカーをテレビで見るのですが、今も昔も必ずと言っていいほどスタジアムに訪れているファンがピッチへ乱入する騒ぎがあります。
最近は見ないですが以前日本においてもプロ野球の試合で乱入して警備員に取り押さえられるということがありましたよね。
ヨーロッパのサッカーでは今でもそのような事件は時々見られます。
政治的なパフォーマンス
乱入者の意図は様々で”理由はコレだ!”と言うのはないのですが、なかには政治的なパフォーマンスが目的な人(団体)もいます。
動物愛護や人権そして様々な政治信条に基づいて行う、ある種の自分たちの団体を誇示するために行うことが多いような気がします。
なぜサッカーの場が選ばれるかと言えば簡単で、ヨーロッパにおけるサッカー人口が多く数多くの人に見られる可能性が高いからです。
熱狂的なファン
写真はイメージです
何かしら自分たちの意思を誇示するために行う人がいればそうではなく、熱狂的なファンが少しでも選手に近づきたいがために乱入する場合もあります。
ピッチに近い観客席からチャンスをうかがい、猛然とお目当ての選手に近づくためにダッシュしますが、多くは屈強な警備員にタックルされ志半ばで御用となることがほとんどです。
警備員に連行されていく姿はかわいそうと言うよりは、選手に危害を与えかねない行動をとったので同情と言うよりは、むしろ哀れな姿に映ります。
サッカースタジアムへ子供が乱入した場合
そんな色んな乱入者がいる中でたまに子供が乱入することがあります。
子供と言えども熱狂的なファンと同じで猛然とお目当ての選手に向かって走っていきますが、これも他と同様に大抵は警備員に捕まえられます。
警備員に捕まった子供は泣き叫びながら警備員の手から離れようとしますが、もちろん子供の非力では敵う相手ではありません。
そこで現れるのがお目当ての選手の神対応です。
子どもへの神対応
選手は警備員に向かって行って子供を捕まえている手を放すように促します。そして、選手に言われるがままに手を離すと子供は選手に近づきユニフォームをねだります。
選手はその時に着ていたユニフォームを子供に渡して
「早くピッチから出なさい」
と促し、会場から拍手で迎えられた子供はまるでヒーローになったかのような雰囲気で元居た場所に戻っていきます。
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サッカースタジアムへ乱入した子供のその後
いつの間にか子供の乱入騒ぎは”美談”に。
実際、その乱入騒ぎを起こした子供はその後関係者から厳しく注意されたのか分かりませんが、時々ネットニュースで
「選手は凄く優しかったよ。これからも彼のファンさ!」
と、子供の後日談が聞かれます。
そして、子供に対してユニフォームをプレゼントした選手へは”神対応”をしたと称賛される記事が大きく掲載されることがあります。
しかし、これって本当に神対応なんだろうか?
もし、僕が子供で友人が同じようなことをして簡単に推しの選手のユニフォームを手に入れたのであれば、僕も同じことをするかもしれません。
ピッチへ乱入するのは子供でもダメ
大人が子供へ教えることは人生だったり、人としてしてはいけないことだったり生活していくうえで必要な教養であったりなど多岐にわたります。
ピッチに乱入した子供を大人と同じように厳しく捕まえるのが正解と言っているのではなく、乱入した子供には正しく注意しファンであってもそのようなことをしてはいけないという啓発を含めた記事が正解であって、ユニフォームを与えた選手の判断が神対応として報道するのは違うと言うことです。
してはいけないことを無理をして実行することで手に入れることを”良”としてしまうと、子供は何をしたらいけないことなのか分からなくなってしまいます。
ましてや絶対に欲しい物(ユニフォーム)を半ば強硬手段で手に入れても、それが神対応になってしまうと倫理もへったくれもありません。
乱入騒ぎを神対応と美談にするメディアのあり方
こういった出来事を報道するメディアが何をターゲットにしているのかで書き方が違ってくると思うのですが、少なくともこういった行動を神対応として記事にするのは違う気がします。
本来ならば試合が中断してしまう行為であって多くの人に迷惑がかかった、こういった自分勝手な行為は許されない!とするべきなのではないでしょうか?
相手が子供ならば神対応で熱狂的な大人だったら暴漢と書くのはどう考えても変です。
選手側からするとそのような場合(乱入した子供に対して)正直言ってユニフォームをあげるしかないのかもしれません。選手のイメージもありますし、変に断ると世間からバッシングを受ける可能性も考えられます。
さいごに
子供はまだ考え方が浅く興奮して正常な判断が出来ていなかったのかもしれないので、それを強く糾弾する必要はないと思います。
しかし、だからと言ってユニフォームをあげる行動を神対応としてマスコミなどのメディアが称賛するのは何か違う気がしてしょうがないです。
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