みなさんこんにちは。
新型コロナウイルスが相変わらず悪さをして、日本経済も東京オリンピックも盛り上がらない毎日です。
東京では再び緊急事態宣言が発令され、リバウンドが懸念されていますが、更に追い打ちをかけるようにワクチン不足も囁かれています。
国の言い分と地方自治体の言い分が違うので、いったいどっちなの?という思いがありますが、何にせよワクチンがゲームチェンジャーと言われている中では、ワクチン不足は懸念されます。
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予防接種受付
先日、僕が住んでいる自治体でもやっと僕たち世代(アラフォーです)の予防接種の受付が始まり、僕も朝早く起きて受付開始時間とともにネットで予約しました。
僕は日ごろからお世話になっている個人病院で予約を取ったのですが、予約をとった直後から”嫌な不安”がこみ上げてきました。
パニック障害の症状
パニック障害の人は大きく3つの不安と闘いながら生活しています。
- パニック発作
- 予期不安
- 広場恐怖症
パニック障害とは何なのか基本的なことを書いてます⤵
パニック発作
動悸やめまい、発汗、吐き気、手足の震えなどの症状が前ぶれもなく襲ってきて、人によっては倒れてしまい救急搬送されることも。
この症状で死ぬことはないのですが、死を想像するほどの恐怖と不安に包まれます。
だいたい10分から30分以内でパニック発作は治まると言われていますが、その治まるまでの時間が不安で気絶してしまうこともあります。
予期不安
パニック発作を何度か経験すると「またパニック発作がおきるんじゃ…」と不安を感じながら生活をしています。
また、この予期不安が募れば募るほどそれがトリガーとなって、パニック発作を引き起こすことにもなり、事実パニック発作には必ずと言っていいほど予期不安が伴うと言われています。
よく「大丈夫だよ、心配症だな」「考えすぎだよ」と言われますが、そういった”気持ちの問題ではなく”一度経験した記憶は簡単には頭から排除することはできず、一種のトラウマに近い状態なんです。
この予期不安から逃れるためには相当な時間と、”成功体験の積み重ね”が必要になります。
詳しくはこちらから⤵
広場恐怖症
強い不安に襲われた時に、自分の意思ではすぐ離れることができない、また助けてもらえない状況や場所にいる時に起こる不安や恐怖の症状。
多くは、パニック発作を経験したことのある場所が恐怖の対象になり、その場を避ける傾向にあります。
僕の場合だとパニック発作を起こした会議室や飲食店がこの広場恐怖症の対象に当てはまります。つまり、自分の意思では簡単に出られない場所や環境に恐怖を感じます。
また、全く同じ場所でなくても似たようなシチュエーションでも同様の症状が出ることがあります。
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考察
僕は予防接種の予約をとった直後から動悸が始まりました。
これは「病院でパニック発作が起きたらどうしよう?」「接種後すぐにその場を離れられない(経過観察のため)」 といった、まだ起きてもないパニック発作に対して不安が募っているからです。
誰もが日常的に経験する”不安”とは違い、まだ起きてもいない未来の自分の症状を過去の体験と結びつけてしまい、またパニック発作が起きたら大変だ。またあの恐怖は味わいたくない!と思ってしまい恐怖を感じてしまう。
今回僕の身に起こったのは、予期不安からくるプチパニック発作だったと考えます。
あんなに明るいキャラクターの長嶋一茂さんでも、壮絶なパニック障害との戦いに苦しめられていました。共感できる部分があると思うので是非、一読してみてください⤵
さいごに
不思議なもので、いい意味で完全に忘れていれば(不安なことを)予期不安は起きないのですが、ふとした瞬間に思い出したり現実にその日が近づいてくると予期不安は現れます。免許の更新の時などはまさにそうでした。
そして、それが結果的にパニック発作に繋がる可能性は高いです。
自身の経験や学んだ知識の結果、パニック発作の仕組みが分かってきていますが、だからと言って、それを自分の意思でコントロールできないのがパニック障害なんです。
実際の予防接種は1ヶ月も先ですが、なるべく考えないようにして当日を待ちたいと思います。
いよいよ翌日に迎えたワクチン接種の記事はこちらから⤵
体験記も書いています⤵
それでは。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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