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【パニック障害】初めての受診で分かった原因とは

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 衝撃的な事件(初めてのパニック発作)が起きた後、受診した結果パニック障害と診断された時の心境は、絶望と不安で思考停止に近い状態だと思います。

 

少なくとも僕はそうでした。

 

待合室の椅子に座っているだけでも不安感と波のように訪れる吐き気。早く受診して家に帰りたいという気持ちが強くなればなるほど、吐き気が襲ってきたのを覚えています。

  

受診結果は人それぞれですし、診断結果も様々だと思います。

診断内容によってお薬が処方され、以後服用していくことになると思いますが、今回は僕が初めて受診した時のことを書こうと思います。

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総合病院へ

僕が初めて受診したのは地域にある大きな総合病院でした。

 

その病院ではまず、受付で順番カードをもらったら声がかかるまで待合室で待機し、順番がきたらざっくりとした内容を聞くための問診する部屋に案内されます。

 

そこで今日はどういった内容で受診し、どこの診療科に行きたいのかを聞かれるシステムになっています。

 

「今日はどういったことで来院されましたか?」

 

いたって普通な問いかけに僕は、何と言えばいいのか分からず(パニック発作のことをうまく伝えられなかった)

 

「この間、全く体調不良でもないのに急にめまい、吐き気、脂汗、動悸に体の震えが起きたんです。その後も何度か同じようなことが起きて、明らかにおかしいので診てもらおうと思ってきました」

 

そう答えると、対応してくれた人は何かを察したかのように

 

「専門の診療科がありますので、そちらでよろしいですか?」

 

と僕の状況を理解してくれた様子で聞いてきました。僕は心療内科なのか精神科なのか、それとも内科なのかどこに行けば良いのか分からなかったので

 

「専門って言うのはどこになるんですか?」

 

「当院では精神科になりますが、どうでしょうか?」

 

と僕の様子を伺うように聞いてきました。 

病院に来た段階で何となく精神科に行くのかな?と思ってはいましたが、いざ精神科を紹介されると一瞬「普通の僕は」行く所じゃないだろうとも思いましたが、とにかく今は謎の体調不良を診て欲しい気持ちでいっぱいでしたので迷わず

 

「お願いします」

 

初めての精神科

精神科は病院の一番奥にあり、隣は確か耳鼻科だったと記憶しています。

精神科と耳鼻科の待合席が共有されており、耳鼻科の前を通過して精神科に行くのですが、皆が僕を見ているような気がして辛かったのを覚えています。

 

今思えば、あの待合席や精神科のすぐ隣が耳鼻科という配置は、初めて精神科を受診する人には少々酷な気がします。

 

休みが一緒だった奥さんと一緒に受診したんですが、席に座って順番を待っている最中も謎の不安感や吐き気が襲ってきて、何度も外に行こうか迷っていました。

 

その時の僕はとにかく緊張の塊で「もし、ここで吐いたらどうしよう」と初めてパニック発作が起きた時と同じような心境でした。

 

待合席にはたくさんの人がおり、順番が来ると目の前にあるモニターに自分の番号が出るのですが、なかなか順番が回ってこず、不安感と吐き気だけが永遠に続く感じでした。

 

聞き上手な精神保健福祉士の登場

しばらくすると看護師さんとはちょっと違った服を来ているお姉さん風の女性が僕の座っている席の隣に来て膝立ちで

 

「こんにちは、今日は初めての受診と聞いていますが、まず初めにいくつか聞きたいことがあるのでこちらによろしいですか?」

 

と精神科の診察室ではなく隣の小さな部屋に通されました。部屋の中は明るくて、まるで小児科のような一見病院じゃないような雰囲気の部屋でした。

 

その人は精神保健福祉士の〇〇です。

 

と自己紹介してくださり、ドクターと会うまでに前情報として詳細を僕から聞きたいのでと言うことでした。

 

まず、今までの生い立ちを事細かに聞かれました。びっくりするぐらい細くて「そこまで?」っていうぐらいに詳細でした。内容は正確に覚えていませんが、だいたい下記に書いたような内容だったと思います。

 

ただ、今にもパニック発作が起きそうなほど憔悴仕切っている僕に、とても優しく親切丁寧に時間をかけながらゆっくりと聞いてくれたので安心して話ができたと思います。

 

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詳細な生い立ち

精神保健福祉士による問診ですが、とにかく優しくて顔面蒼白な僕を安心させながらゆっくりと聞いてくれました。その内容は

 

  1. パニック発作が起きた状況とその後の様子
  2. 出身地
  3. 家族構成
  4. 独身か既婚か、また既婚の場合は子供はいるのか
  5. 兄弟がいる場合は兄弟の家族構成(僕の場合は姉がいたので、姉家族の構成)
  6. 趣味
  7. 好きな食べ物、嫌いな食べ物
  8. 睡眠時間
  9. 高校以降の学歴
  10. 今までの就職状況(転職や今まで就職した会社のジャンルなど)
  11. 現在の職場に入ってからの立場や異動状況
  12. その他

 

このように「ここまで聞く?」と言うような内容まで聞かれました。

さすがにびっくりしたのは、姉夫婦の子供が男か女かどうか聞かれた時にはびっくりしました。僕には理由はわかりませんが、きっとこれも必要な情報なんだと思います。

 

中でも一番細く聞かれたのは11番目の「現在の職場に入ってからの立場や異動状況」でした。パニック発作が起きる理由は様々な角度から探し出していくようですが、やはり仕事内容であったり、待遇から想像できる部分は多くあるんだなあと思いました。

 

そして、その問診が約30分くらい続いたのですが、僕自身の話をして集中していたのか分かりませんが、不思議なことにその間は気分不良は一切ありませんでした。

 

その後、問診が終わり一旦待合席に戻り暫く待つことになりました。

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精神科医とのご対面

待つこと20分くらいすると目の前にあるモニターに僕の番号が表示され、いざ初受診となりました。ドクターの雰囲気は優しそうなおじさんといった感じでした。椅子に座ること数分、ドクターは何も言わずパソコンに映し出された先ほどの僕の情報を見ながら何かを考えていました。

ドクターの第一声は

 

ドクター「いろんな症状あったと聞きましたが一度に出た感じですか?」

 

  僕 「全てが同時に起こりました。もう何が何だが…」

 

そういい終わると、ドクターはちょっと神妙な顔つきになって

 

ドクター「おそらくパニック発作が起きたんだと思われます」

 

びっくりしたのは当然ですが、それと同時に「やっぱり…」とも思いました。なぜなら実は、僕の中で「パニック障害(発作)」と言われるかもしれないと、少し予想していたからです。

 

なぜかと言うと、僕が書いている【パニック障害 体験記】で、2度目の激しいパニック発作が起きた時に自宅のパソコンで自身の身に起きた状態を調べたところ(この記事を書いている時点での体験記では、まだパソコンで調べるところまで書いていません)、パニック発作という言葉が出てきていたのです。

 

その内容を読んでいくうちにショックと絶望が襲ってきて「自分がなるはずない!」「なんで僕が…」と酷く落ち込んでいたからです。

 

もしかしたらパニック発作と言われるかもしれないと思っていたものの、実際に言われるとショックは強く頭が真っ白になってしまいました。

 

ドクターは当然なことながら、いい意味でこの状況に慣れています。そこで落ち着きながら一言ゆっくりと

 

「時間はかかるかもしれないけど、一緒に治していきましょう」

 

と今後どのようにして治療していくかの方針と、また具体的に何が一番苦しいかを聞かれました。こうして、僕の症状がパニック障害と言うことが分かったのですが、僕の一番の疑問は「何でパニック障害」になってしまったのかでした。そこで、その思いをドクターに聞いてみるとことにしました。

 

パニック障害になった原因

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パニック障害になる原因は色々あり、人によっても違うそうです。

 

僕の場合は睡眠不足(質が良くない)と姿勢が悪いことからくる呼吸の浅さ。そして一番の原因はストレスでした。

 

睡眠

まず、睡眠については平均して4〜5時間くらいで、夜中の2時頃に寝て朝の6時くらいに起きると言う生活を十数年繰り返していました。もともと朝は弱く夜型でしたが、僕は当時の生活は決して苦ではありませんでした。

 

確かに朝は眠くパッと起きれるタイプではありませんでしたが、何だかんだ言って会社に遅刻することは無かったですし、職場の昼休みに15分ほど仮眠すれば体力的には問題ありませんでした。

 

しかし、ドクター曰く「睡眠時間も大切だけれども、もっとも大切なことは睡眠の質」と説明されました。ダラダラ長時間寝ても決して良い睡眠ではなく、寝る前の行動を改めることで睡眠の質をより高めることができる。

 

そうすることで体力的にも精神的にも良い眠りを得ることができるようになるのです。つまりパニック障害からの克服には睡眠の質は大切なわけです。

 

姿勢

自他共に認めるほど姿勢が悪い僕は、真っ先にドクターより「姿勢が悪いことによって酸素を十分に吸えてないだけでなく、古い酸素を吐き出せていない。そうなると空気が足りないから過呼吸気味になって、それが悪い方向にいってしまう」と。

 

パニック障害の克服に外せないのは「呼吸」です。姿勢が悪く十分な酸素が吸えてないことから、無意識に呼吸が浅くなっている。結果的にそれが過呼吸へと繋がっていくのです。

 

パニック障害は人にもよりますが、過呼吸からパニック発作へと繋がる傾向にあります。実際に僕はそうでした。不安な気持ちから知らぬ間に呼吸が浅くなり、気付いたら過呼吸気味になって、そこから吐き気やめまいになることが多くありました。

 

そのため、普段から姿勢を正して浅い呼吸を改善することが重要になってくるのです。

 

睡眠と姿勢についての記事はこちらから

chacha-cat.hatenablog.com

 

 ストレス

長い年月をかけて睡眠の質が悪かったり、姿勢が悪く正しい呼吸ができていなかったりしていましたが、それに拍車をかけたのがストレスでした。

 

僕が勤めていた会社は、見た目は綺麗な(ある意味で)社会的にも尊敬される職場でしたが中身はパワハラとモラハラが蔓延していたストレスフルな場所でもありました。

 

体験記も書いています

chacha-cat.hatenablog.com

 

そんな職場環境で受けたストレスが、知らない間に僕を蝕んでいたのです。ストレスとパニック障害は直接の因果関係は未だに分からないそうですが、少なくとも沢山ある理由の中で有力な一つになるそうです。

 

真夜中まで働いて残業代も出ず給料も激安。上司からの冷めた視線と信じられない言動。そんな中で十数年働いていたら、そりゃ脳も疲れて限界がきちゃいますよね。

僕はそういった環境も悪い方向に作用してしまったらしく、パニック発作を起こしてしまった原因にもなっていたようです。

 

上記に書いた3つのパニック障害になった原因を聞けたのは良かったです。

 

何故なら、どれも自身にとって悪い影響はないと思っていたからです。睡眠も姿勢も、ましてやストレスフルな職場も頭が麻痺していたのか、仕方がない思ってましたし、それが普通なんだろうとも思っていました。

 

一番知りたかった原因を知れたことで、今後パニック障害を克服するために何をすべきか知れたことは大きな収穫になりました。

 

処方と次回の予約

僕からの質問が終わると、最後に処方してくれるお薬について説明がありました。

 

精神科で処方されるお薬の種類はたくさんあります。また内科や他の診療科等とは違い、なかなか目に見えない症状に対しての処方なので、自分にぴったりと合うお薬を探すのに時間がかかります。

 

お薬について

正直言って、これが一番怖かったです。精神科から処方されるお薬っていうのは今まで良いイメージがなく、一度飲んだら大変なことになる!と勝手に怖いイメージを持っていました。

 

しかし、ドクターからの丁寧な説明によって恐怖はなくなり、反対にこのお薬を飲むことで治るんだ(厳密には治るのではく症状を穏やかにする…の表現の方が適切かも?)と言う気持ちになりました。

 

他にはお薬の効能や場合によって起こる副作用などの説明です。僕の場合そのお薬を服用して三日後に再度受診にきてくださいと。そうしてそのお薬を服用した感想や副作用があったかどうかをドクターに話し、再度お薬を調整し再び三日後に受診するをしばらく繰り返すことになりました。

 

そして、僕にあったお薬の調整ができてからは一ヶ月に一回の受診へと変わっていきました。

 

次回の予約

精神科、特に大きな病院内にあるところは前半にも書いたように、初診は結構時間がかかります。なので、大抵二回目からは予約になっているところが多いです。

 

しかし、精神科というある意味で特殊な診療科は予約時間に行っても、前に受診している人の話が長くなったりして時間通りにはならないことが多いですが、これは仕方がないことなので気持ちに余裕を持って行きましょう。

 

さいごに

初めての受診はドキドキの連続でした。

 

初めは早く診てもらって帰りたいと言う気持ちが強かったことから、時間がかかることに対して不満もありました。しかし、よく考えてみると時間がかかるのは当たり前であって、サクサク話が進んでいくのは違いますよね。

 

決して早いのが悪いわけではないですが、精神科という診療科は時間をかけて、その人にあった解決方法を探し出すところでもあると思っています。

 

パニック発作を経験して、まだ怖くて受診されたことがない人は、ぜひ早めに受診をすることをお勧めします。この病気は決して気持ちや心の問題ではありません。

 

早期に対処することで、その後の対応に違いが出てくるとになります。

 

どうか、この記事が受診を迷っている人への背中を押すきっかけになれば嬉しいと思います。

 

 

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chacha-cat.hatenablog.com

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