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パニック障害後、ある条件下の飲食店なら行っても大丈夫だった話

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みなさん食べることって好きですか?

 

ストレス発散に「食べること」と答える人も多いと思いますが、それ以前に気の知れた仲間とご飯を共にするのは楽しいですよね。

 

しかし、パニック障害になってしまった人の中には、この楽しいはずの「食事会」が苦痛になってしまうこともあります。

 

僕もその一人なんですが、今まで居酒屋やレストランなどに食べに行くのは好きでしたが、パニック障害になってしまってからは広場恐怖症の一つが飲食店になってしまったようで、お店に食べに行くことが苦手になってしまいました。 

 

chacha-cat.hatenablog.com

 

そんな、僕がパニック障害になってしまい飲食店に行くことが苦手になってしまったにもかかわらず、ある条件下ではパニック発作が起こらず楽しむことができたことを紹介したいと思います。

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定期的な食事会

パニック障害後に飲食店(ラーメン店)でパニック発作を起こしてしまい、大変な目に遭ってしまった後の話になります。

 

僕はパニック障害になる前から、同僚や友人と飲みに行くことが時々ありました。友人達との飲み会は楽しく、いい息抜きにもなっていたので積極的に参加していました。

 

会社の垣根を超え、同業者数人と情報交換を兼ねて2、3か月に一回ぐらいの間隔で飲み会をしていました。 毎回恒例となっており、リーダー的な役割を担ってくれている人がラインで皆に声をかけて行われていました。

 

その時もラインでのお誘いがり、今まで通り参加すると返事をしましたが、ラーメン店でパニック発作を起こしてしまった後だったので漠然とした不安のままでした。

 

また、この時にはまだ友人達にはパニック障害のことを話していなかったので「パニック発作が起きたらどうしよう」「バレて恥をかいたら…」という恐怖感を持ったままでの参加になってしまいました。

 

よく行く居酒屋にて

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場所は以前から飲み会でよく使用していた居酒屋に。

 

当日は奥さんに車で送ってもらい僕が一番乗りでした。まだ店に他の客はいなく、店員に名前を告げ静かな店内のよくある6人掛けほどのテーブル席に通され座ること数分…。

なんかソワソワする感じになり、すぐに息苦しさと吐き気が襲ってき、

 

「えっ、マジか!」

 

とラーメン店での出来事がフラッシュバックのように思い出され、どんどん呼吸が荒くなっていきました。これは間違いなくパニック発作が起きていると確信し、すぐに外へ出ようと電話をしているフリをしながら外へ向かいました。

 

体験記も書いています

chacha-cat.hatenablog.com

 

chacha-cat.hatenablog.com

 

外へ出ると以前の研修会の時のように息が楽になり、動悸も落ち着き楽になりましたが、これではますます席には戻り辛く、理由をつけて帰ることにしようと思った矢先、目の前に遅れてきた友人が。

 

「こんばんは、早いねぇ。いつきたの?」

 

と話しかけられ、すかさず

 

「ちょっと前に。今電話がかかってきたから終わったら戻るわ」

 

何とか誤魔化してその場を乗り切りました。その後は、どうするか考えながらスマホを耳にあてていましたが、次々と出席者が現れ結局、僕が席についていない最後の一人になってしまうことに。

 

その後、意を決して席に戻り何食わぬ顔で6人掛けの一番端を陣取り、いつでも外に出れるポジションを手に入れることで少しは安心することができました。次第に、他のお客さんも入ってきて、店は満席の状態に。

 

何度か波のように襲われる嘔気感とめまいに耐えながら、どうしても無理な時はトイレに行くフリなどしてやりすぎしていましたが、当然全く楽しくなく、ただただ苦痛でしかありませんでした。

 

理由は分かりませんがそのパニック発作的な症状は次第に薄れていきましたが、常に不安でいっぱいでした。

 

今思えば、苦しいながらもみんなの話に入って、ある意味で集中していた時は気持ち悪くなることは少なく、その話から出て集中を脱してしまうと急に不安感が襲ってきたように思えます。つまり”考えてしまう時間”ができるとダメなのかなと。

 

その間、常に頭の中には「みんなの前で吐いたらどうしよう、倒れたら恥ずかしい」それを考えれば考えるほどソワソワする感じは酷くなっていきました。

 

結局僕は、その場にいることに限界を感じ、明日が早いことを理由に先に帰らせてもらうことにしました。

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カミングアウト

それから何日かして、その飲み会仲間の中でも特に仲の良い2人(年齢的にも業界的にも先輩で女性)と会う機会があり、ずっと隠しているのは難しいと考え、この2人なら話しても大丈夫という信頼感があったのでパニック障害のことを話すことにしました。

 

いつもふざけたことを言っている僕が、神妙な顔つきで「お話が…」というもんだから2人も緊張していたが、ことの説明をすると

 

「話してくれてありがとう、辛かったね」

「私たちも気づけなくてゴメンね」

 

と暖かい言葉をもらうと同時に、ものすごく気分が楽になりました。

 

やはり”人に「バレてはいけない」というプレッシャーがこのパニック障害には相当悪い影響を与えていたのだろう”と思いました。

 

それと同時に前回の飲み会での出来事も話したことで、全て理解してもらうことができました。そんな会話の中で、どうやったらまた一緒に飲み会に参加できるだろう?という話しにもなり、今までの僕の身に起こったシチュエーション全てを話した結果、一つの仮説が出ました。

 

  • 他の人の目が怖い(バレたらどうしよう)
  • パニック発作が起きているのを見られたくない
  • 場合によっては楽な姿勢をとりたい
  • 1人前を注文するとプレッシャーがかかる(ラーメン店での経験)

 

 導き出された個室 案

そういったことから『個室』で居酒屋ならば大丈夫じゃないか?ということになりました。個室であれば、万が一パニック発作が起きても他の人からは見えないし、気分悪ければ横になって休める、そして欲しいものだけ食べればいい。

 

さらに、パニック障害であることを知っている人だけで集まって、少しずつ人を増やしていき、環境に慣れれば行ける店も増えるんじゃないかと。

 

いざチャレンジ

そこで、実験的に3人で個室の店をとって行ってみることにしました。

 

店に行く前は、ラーメン店でのことと前回の飲み会でのことがよみがえり軽く嘔気ぎみではあったが、今回は僕のパニック障害のことを知っている人だけということを考えると多少の安心感は得られました。

 

店自体がそこまで大きな規模ではなく、更には個室が多いところだったので、店に入った時には安心感があった。個室は四畳半ぐらいだったが3人には十分だった。

パニック障害になってからはお酒は控えていたのでノンアルコールビールを注文して、その他の食べ物は2人に任せることにした。

 

僕以上に2人が緊張していて、何度も僕に

 

「大丈夫?」

 

と聞いてくれる。その気遣いと自分を助けてくれているということが頼もしく感じ嬉しかった。結局そこからは一度も気持ち悪くなることはなく、終始楽しい時間を送ることができた。

 

chacha-cat.hatenablog.com

 

さいごに

結論から言うと、この個室作戦が大成功だった。

 

パニック障害は脳のバグと言われていることから、脳の勘違いを正してあげればパニック発作をある程度抑制できるはずと。つまり、パニック発作を起こさい環境を作ってあげると共に、それを繰り返すことで脳のバグが正常に近くのではないかと思いました。

 

僕の場合は、他の人の目が怖い(バレたくない)、パニック発作が起きているのを見られたくない、場合によっては楽な姿勢をとりたい、1人前を注文するとプレッシャーがかかるに対して居酒屋の個室をとることで全て解決をしたのです。

 

パニック障害の影響で苦しんでいる人は沢山いると思います。またその内容は人それぞれです。僕の場合はパニック障害を隠さなくてもいい間柄の人と居酒屋の個室に行くことでそれが解決しました。

 

その後は、同じメンバーで何度か個室がある居酒屋にチャレンジして、大丈夫なのを脳に覚えさせてから、少しずつメンバーを増やしていきました。

 

もちろん新しいメンバーにはパニック障害のことを伝えることで、更に一緒に行ける人も増えました。

 

やはり、このパニック障害を知ってくれている、隠さなくてもいいというのが僕にとって最高の対策になりました。

 

今は、こういった個室メインですが、少しずつ大部屋だったりレストランのような周りに僕の病気のことを知らない人がいる環境にチャレンジしていきたいと思っています。

 

パニック障害で苦しんでいる人が、皆この同じやり方で解決するとは思いませんが、一つの方法ということで参考にしてもらえればと思います。

 

それでは。

 

 

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