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パニック障害後、初めての飲食店で起きた地獄の体験

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パニック障害になったことがある人は、人それぞれ色んな弊害が日常生活に出てきて、支障をきたすことにになると思います。

 

以前ブログに書きましたが、僕は新幹線に乗ることが恐怖になってしまいました。

パニック障害になる前は新幹線に乗ることは好きな方でしたが、このパニック障害になったことで自分の好きを奪われてしまう格好になってしまいました。

 

chacha-cat.hatenablog.com

 

パニック障害になっても割と早く回復し、今まで通り社会生活を営むことができる人が少数いる一方、大部分の人は予期不安や広場恐怖症などに苦しめられ、なかなか以前のような生活ができない人は多くいるはずです。

 

パニック障害になってから4年半ほど経過しましたが、今は広場恐怖症克服を目指して少しずつ行動範囲を広げている段階です。

 

普段の生活ではお陰さまでパニック発作は、ほぼ起きることはありませんが、やはり緊張する場面や初めての場所に行く時は不安でパニック発作が出る前のいやな感じは時々あります。

 

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そんな中でも、僕は飲食店に行くのが苦手になってしまいました。

 

なぜなら、パニック障害になった後にラーメン店でパニック発作を起こしてしまい、それ以来飲食店に行くことが恐怖の対象になってしまったからです。

 

パニック障害になった当初は会議室や病院、美容院などが僕の漠然とした広場恐怖症の対象でしたが、ラーメン店でパニック発作を起こしてからは飲食店全般がその対象に含まれることになってしまいました。

 

chacha-cat.hatenablog.com

 

しかし、僕の場合どうやら店で飲食することが行動制限に感じてしまい、パニック発作が起きるようですが、初めからテイクアウト目的で入店し持ち帰りをすれば発作が起きないことも最近分かりました。

 

そんな僕が、ラーメン店で起きたパニック発作のことをどんな状況で起きたのか、またどうやって乗り切ったのか書いていこうと思います。

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よく行くラーメン店でそれは起きた

パニック障害と病院で診断された後、なかなか受け入れることができない毎日を過ごしていた。確かに今まで何も考えなくても行けていた会議や研修、また営業先への訪問もパニック発作が起きることで現実を嫌でも知る事になってしまった。 

 

そんな中での休日、奥さんとリフレッシュに買い物に行く事にした。

 

場所は家から車で約1時間くらいの場所。ショッピングをして夕食の買い物をする。この当時はどこに行けばパニック発作が起きるのか分からず、どこに行くにもドキドキだった。

 

何気に時間を見ると、お昼を少し過ぎたくらいだった。お腹も空いてきたし、よく行っていたラーメン店が近くにあった事からそこに行く事にした。

 

お店に行くと順番待ちの人が並んでいたが、その列の進み具合も早かった事から並んで自分たちの番を待っていた(いつもは店に並ぶのは嫌なので並ばない)

 

並んで3分ぐらいすると声がかかり入店する。

 

入ってすぐのカウンター席に2人分の空いた席がありそこに案内された。両端が狭くお隣さんと肩が当たってしまうほど。

麺の硬さやトッピングなど選び注文を終えたまさにその時だった!

 

あのパニック発作が起きる前に訪れる、いや〜な感じが襲ってきた。

 

だんだんと脂汗が出てきて動悸はバクバク、こみ上げてくる嘔気を一生懸命に抑える。

言ってみれば急に最高潮の車酔いを経験するような感じだ。

 

そうパニック発作だ。

 

店に入ったばかりだから出られないし、すぐ隣にはお客さんがいる。隣に座っている奥さんに

 

「ヤバい、発作がきたかも」

 

苦悶な表情でうつむき、真っ青な顔つきの僕が聞こえるか聞こえないか分からないほどのか細い声で言ってくるもんだからビックリしたらしく

 

「どうする、大丈夫、外に出る?」

 

奥さんも焦っている。なぜならパニック発作の症状を見た事のない奥さんは、初めて僕が苦しんでいる状態を目の当たりにしたからだ。

 

カウンターの端っこから左に曲がるとトイレがあるのは知っている。また、トイレに行ったところで何も変わらないのも分かっている。

 

今この醜態を曝して恥をかいてしまうぐらいだったらトイレに駆け込んだ方がいい気がしたが、座っている席から離れることもできないほど気持ち悪く、全く足に力も入らない。

 

急な回復

うつむいて聞こえるか聞こえないかぐらいの声で唸っている僕。それしかできない。奥さんも見守ることしかできない。

 

そうこうしているうちに店員がラーメンを運んできた。

 

「はい、ラーメン2つ」

 

全く反応できないが、なんとか顔をあげて目の前のカウンターにラーメンを置いてもらう。もちろん奥さんはラーメンどころじゃなく、手をつけず心配な表情で僕を見ている。

 

ラーメンがあるのに2人とも食べないと不自然すぎるので、奥さんに気にせず食べてくれと促しラーメンを食べ始めてもらう。

 

うつむき、めまいに襲われ何度も繰り返す嘔気を耐えること数分、僕にとっては1時間ぐらいの体感だったが、実際には数分ぐらいだったと思う。

 

少しでもラーメンを食べるふりをしなければ、店員に不審がられるし横のおじさんにも変な目で見られる。こみ上げる嘔気を我慢し、仕方なく箸を持ち麺を混ぜるふりをしていたその時、急に状況が変化した。

 

胸につっかえていた巨大な重りがパッと取り除かれた感覚。嘔気もめまいも一瞬でなくなりどこかへ行ってしまった。食欲はさすがに減退してしまっていたが、あの最悪な車酔いにも似た感覚が一瞬で楽になった。

 

箸を持ち直し麺をすする。隣でこっちを見ていた奥さんは笑顔で

 

「大丈夫みたいだね、よかった」

 

と安堵の表情を見せてくれた。僕は自分の表情は分からないが、きっと不安な顔はしてなかったと思う。そこから何事もなかったかのようにラーメンを食べ、あっさりと完食してしまった。

 

店を出てから色々と考えたが、僕なりに考えをまとめてみた。

 

「店に入る」「注文する」「食べる」「店を出る」この一連の動作を始めてしまうと、どれ一つ終えずに最後の工程である「店を出る」ことができない。

 

パニック発作が起きたメカニズム

つまり、会議室でパニック発作が起きたことがある僕にとって、会議室に入って会議を行い、その会議が終わるまで会議室から出られないというのと、飲食店に入って注文し食べ終えるまで店から出られないことが一緒のこととして脳が判断してしまい、パニック発作が現れてしまうということが分かった。

 

残念ながら、その一連のラーメン店での「パニック発作事件」が起きてからまともに外食ができなくなってしまった(テイクアウトはできる)今思えば、夏の暑い時期だったことも加味して色んな悪い条件が揃っていたようにも感じる。

 

もしかしたら、ガラガラのお店に入って、さらに味の濃いラーメンでなく、サッパリとした例えばカフェのような軽食だったら大丈夫大だったかもしれない。

 

全て「もし」の話になってしまうけれど、パニック障害になったばかりの不安定な時期に外食していなければ、僕にとって外食はパニック発作が起きる場所(広場恐怖症)になっていなかったかもしれないと思うことがある。

 

さいごに

もし…ということは沢山あるけど、こんなことを考えていても話が進まないし、このパニック障害も克服できない。

 

焦らず、時間をかけながら苦手意識をなくしていき、新幹線での記事にも書いたように成功体験を積み重ねていき、少しずつ行ける場所を増やして行きたいと思っています。

 

いつかリベンジラーメンして、皆さんに報告できるようにしたいと思います。

 

それでは。

 

 

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