【パニック障害 体験記 #2 】何かが起こっている・・・

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やっぱりおかしい、僕の中で何かが起こっている

 

研修というイベントに昔からあまり参加意欲がなかった。

参加したくないのではなく、僕の会社で行われる研修は対外的に「自社はこんなに社員教育してますよ」と会社のイメージアップをアピールしているだけにしか見えなかったからだ。

 

なぜ研修に対してそんな考え方になったのか理由はある。

 

死ぬほど忙しく、少しの時間でも欲しい時に研修で時間を取られるのは、どうしてもポジティブに考えることができなかった。

 

研修に参加することで溜まった仕事は、帰社してから行うか翌日に持ち越されるか。もしくは休日出勤して行うのが基本だった。もちろんサービス残業で。

 

こういった研修形態やサービス残業が横行していると、研修に参加する意味を失ってしまう。そんな理由もあってからか、研修に対してはいつも気が乗らず完全にストレスになっていた。

 

研修室に戻って数分後、時間にしてたった3分ほど経過したぐらいにまたあの嫌な感覚に襲われた。

目の前が暗くなると同時に目が回るような感じ。

 

「マジか、まただ・・・」

 

頭を伏せて早く終わってくれ!とひたすら祈る。

 

しかし、祈りも虚しく状況はますます深刻になり吐き気も出てきた。チラチラとこっちを気にしている隣の女性社員など気にもならなくなるほど、まさに自分との戦いだった。

 

「ダメだ、限界だ。このままじゃ、ここで吐いてしまう」

 

おもむろに席を立ち、まっすぐ研修室のドアに向かう。研修担当のおじさん社員が「またか」というような目で僕を見ているが何も言わない。勝手にしてくれという感じだ。

 

ドアを開けると空気の逃げ場のない研修室内とは違い、空気が流れている廊下の涼しい風が少しだけ気持ちよく感じた。行き先はもちろんトイレ。

 

トイレへ駆け込む頃には前回と同様に吐き気が襲ってき、すぐさま便器に顔を近づける。凄まじい嘔気はあるが何も出てこない。

 

これを繰り返していると次第に胃は痙攣に近い状態になり、目には涙が、よだれと鼻水も合わさり顔はグチャグチャに。

 

「やっぱりおかしい」

 

5分ほど吐き気と戦い次第に楽になってきたことから、戻ろうと思い研修室に向かう。

 

しかし、また気持ち悪くなったらどうしよう?と思うとドアを開けることができない。心なしか手は震えている。しかし、このまま戻らないのも不自然だし、勇気を持って部屋へと入っていくことにした。

 

座席に着くと隣の女性社員はもはや僕のことを気にもしていない。息を整え前を向いて理事長が気分よく話している言葉に耳を傾ける。しかし、それは長く続かなかった。

 

「まただ・・・」

 

しかし、ここでまた研修室を後にすることなんてできず、目をつぶりひたすら、このめまいのような感覚と吐き気から解放してくれと祈るしかできない。

 

「頼む、助けてくれ」

 

耐えること約10分。こんなに長い10分は人生で経験したことはない。

 

すると突然、目の前の靄がゆっくり晴れるようにあのめまいが薄れていき、吐き気もしなくなって呼吸が楽になった。ホッとしたのもつかの間、何で治ったのか分からず嬉しいはずなのに困惑してしまうことになってしまった。

 

研修は午前中いっぱいなのであと3時間以上もある。

 

 

無事に終えることができるか考えると、不安で仕方がなかった。

 

 

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